IPPI STYLE
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
短編 直線は歪んでいる
 認識というのは、人によって様々というのはよく耳にする話で、中には本当に極端な人も居る。
 古い時代から伝えられてるわかりやすい例としては、地球が挙げられるだろう。
 地球の形状は一体どんなものなのか。
 それは大気圏外から地球を眺めることができる近年では球体が主流ではあるが、大昔はそうではない。
 実際外から眺めることができない者たちは自分たちの独特な認識で形状を想像していたものだ。
 半球状の世界を思い描く者もいれば、ディスプレイのような形状を思い描く者もいただろう。
 実際、その思想で争いやら罪やらを生んだこともあったことを考えると、馬鹿に出来ないところもある。
 多数派正義主義とでもいうのだろうか。
 民主主義といえば聞こえがいいが、実際は多数決による少数弾圧と何ら変わらない事を推し進めているように見えなくもない。
 数は力であり、多数決とは力による制圧だ。
 それを認めたくはないからこそ、言葉で着飾るのだ。
 自分と同じ考えを持つことがいるというのは、頼もしいものだ。
 それ故に、自分は正しいのだと確信する。
 違う考えを持つ者がいたなら、それは敵対する存在でしかありえない。
 ここまでくると、そんな極端なことあるわけがないとあきれ果てる者も出てくるだろう。
 確かに、これは極端な話かもしれない。
 では、目の前に定規で線を引いてみてほしい。
 まごうことなき直線だ。
 では、その直線は本当に曲がっていないだろうか?
 地球は丸い。
 その丸い地球上に存在する直線が、本当に理論上の直線と合致するのだろうか。
 もしかしたら、地球の丸みと同じくらいに曲がっているのではないだろうか。
 物理科学に詳しいものなら大笑いで反論するだろう。
 だが、多くの一般人はどうだろうか。
 地球は丸いのに、平らなものを置くと、バランスを崩すことなく吸い付くように密着する。
 それは地球のサイズから見れば誤差であるというのだろうか?
 わからない。
 でも、見方を、思考を少し変化させれば、異端など簡単に生み出せるのだ。
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。